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国際ガラス年2022について

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国際ガラス年とは?

国際ガラス年の趣旨や日本における実行体制を紹介いたします。

国際ガラス年2022(IYoG2022)の目的

  • ガラス材料およびガラス産業の,過去,現在,未来を称え祝福すること。
  • ガラスの科学と芸術と文化に関わる世界の様々なイベントに取り組むこと。
  • 産学のガラス研究,ガラスに関わる博物館や美術館の取り組みにより,世界のあらゆる地域における持続性のある発展に貢献すること。
  • 次世代を担う若者のためのガラスの科学と工学、ジェンダーの平等、発展途上国の要求に対する取り組みを支援する国際協調の枠組みを作ること。

国際ガラス年の趣旨説明

国際ガラス年は、日本を含む世界80ヶ国から集まった賛同書をもとに、国連で採択されました。国際ガラス年では、ガラスの過去、現在、そして輝かしい未来を祝福します。文明の中でガラスが果たしてきた役割を再確認するとともに、持続可能で平等な社会に向けて、ガラスの教育機関、企業、美術館などの公共機関の活動を活性化し、若い世代の科学者やエンジニア、ジェンダーの平等、発展途上国の取り組みを⽀援する国際的な同盟の枠組み作りを目指します。この実現に向けて、世界の各国で国際ガラス年を記念した様々な取り組みが行われます。

動画で見る国際ガラス年の趣旨説明

国際ガラス年2022 日本実行委員会

国際ガラス年日本実行委員会 田部勢津久委員長 あいさつ

国際ガラス年⽇本実⾏委員会 委員⻑
京都⼤学⼈間・環境学研究科 教授

国際ガラス年 設立趣意

2021年5月の国連総会において,2022年が国際ガラス年とすることが決議された。
ガラスは,私たちの日々の生活に欠かすことのできない材料であるとともに,その様々な特徴的な性質から,2030年に向けた持続可能な開発目標を達成するためにも重要な役割を果たす材料である。さらにガラスは,その美しさゆえに多くの芸術家の想像を具現化してきた素材でもある。国際ガラス年を契機に,このようなガラスの価値を科学と芸術の垣根を越えて日本中で共有し,次世代に継承し発展させていくことを目的として,ここに「国際ガラス年日本実行委員会」を設立する。

名称:国際ガラス年日本実行委員会

組織:公益社団法人日本セラミックス協会内

実行委員長:田部勢津久(京都大学)
実行副委員長:井上博之(東京大学)
事務局長:吉田智(AGC株式会社)

実行委員会内分科会(氏名は分科会長)

Closing ceremony分科会

Closing ceremony 分科会:井上博之(東京大学)

アウトリーチクラスタ

Opening企画分科会:忠永清治 (北海道大学)
全国ガラス体験・実験・見学分科会:袋布昌幹 (富山高等専門学校)
理科教室分科会:矢野哲司(東京工業大学)
理・芸・地域社会融合分科会:山崎博樹 (日本電気硝子)
異業種連携分科会:早川知克 (名古屋工業大学)
ガラスマップ分科会:小野円佳(北海道大学・AGC株式会社)
広報分科会:前田敬(東京理科大学)

造形関連分科会

造形関連分科会:土田ルリ子(富山市ガラス美術館)

日本セラミックス協会イベントクラスタ

第53回夏季若手セミナー分科会:河村剛(豊橋技術科学大学)
2022年年会および秋季シンポジウム分科会:武部博倫(愛媛大学)

学協会イベントクラスタ

学会連携イベント分科会:曽我公平(東京理科大学)
放射性廃棄物固化関連事業分科会:増野敦信(弘前大学)
応用物理学会関連分科会:早川知克(名古屋工業大学)
環境材料関連事業分科会:難波徳郎(岡山大学)
ゾルゲル法関連事業分科会:高橋雅英(大阪府立大学)
生体材料関連事業分科会:大槻主税(名古屋大学)
非晶質構造解析関連事業分科会:小原真司(物質・材料研究機構)
電池材料関連事業分科会:林晃敏(大阪府立大学)

企業対応関連

斉藤靖弘(日本板硝子株式会社),松野好洋(ニューガラスフォーラム専務理事)

採択までの歩み

採択に向けての取り組みはこちらのサイトで公開しています。

2019.12.23 FAQを追加しました。
2019.12.27 国際ガラス年実行委員会のホームページを立ち上げました。
2020.1.6 各種団体へ賛同依頼を開始しました。
2020.1.8 依頼開始2日目で20団体近くからのご賛同を頂きました。
2020.1.9 美術館,ガラス製造メーカー,公的研究機関,大学等の研究室,ガラス工芸家などの各種団体から30件ほどのご賛同を頂きました。
2020.1.14 各種団体から40件を超える賛同を頂きました。
2020.1.17 各種団体から50件を超える賛同を頂きました。
2020.1.22 賛同書送付の締切りを1月31日(金)とさせて頂きました。
2020.1.27 賛同書をご提出頂いた機関が60件を超えました。
2020.2.1 賛同書の受付を一旦締切りました。 72もの機関より賛同書を頂きました。
2020.8.19

国際ガラス年が国連で承認される予定の総会がコロナウイルスの影響で12月に延期されました。 現在、世界69か国から850通の賛同書が集まっており、日本からの賛同書は76通に達しました。

2020.12.3

国連において,国際ガラス年2022採択に向けたプレゼンテーションが12/3(木) 日本時間午後10時よりYoutubeにおいて行わることが決まりました。

2021.1.8

国連において,YoG2022の宣言が3月に延期されました。 IYOG2022のサイトに国連アピール文が提示されました。

2021.1.13 ICG会長であるAlicia Duran教授より昨年末に国際ガラス年の採択に向けた国連総会への正式な決議案の提出がCOVID-19と現在の政情不安のために遅れており,3月の次回国連会議での全会一致投票を目指している旨,連絡がありました。
2021.3.4 IYOG2022国際実行委員会(会長アリシア・デュラン氏)が発足し,日本から田部委員,井上委員の2名の参画が決定しました。
2021.4.10 日本も共同提案国として参加し,国連での議決に賛同することが決定しました。
2021.5.12 国連第66総会での議案A/75/L84の採決のスケジュールが5/18に決定しました。
2021.5.18 ニューヨークの国連本部第66総会において審議され正式採択されました。

国外のIYOG2022紹介

IYoG2022国際実行委員会 デュラン・アリシア会長

Alicia Durán
Research Professor CSIC
President of the ICG
Chair of IYOG2022