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国際ガラス年2022日本オープニングセレモニー・講演会

国際ガラス年2022
日本オープニングセレモニー・講演会(オンライン)報告

 「国際ガラス年2022日本オープニングセレモニー・講演会(オンライン)」を,国際ガラス年日本実行委員会主催,日本ガラス工芸学会、日本ガラス工芸協会、ガラス産業連合会(および所属各団体),日本化学会,日本物理学会,応用物理学会などの協賛,文部科学省および経済産業省の後援により,2022年1月28日に開催しました。副題を,「〜ガラスの歴史と未来を祝福する〜」と設定し,日本国内での国際ガラス年の幕開けを皆様にお知らせすること共に,ガラスの役割を再認識し,その魅力を共有することを大きな目的として行いました。合計665名の様々な分野・立場の皆様にご参加いただきました。深く感謝申し上げます。

 開始直前には,国連の採択を目指して作成されたビデオ,「Worldwide presentation of the United Nations International Year of Glass 2022」を放映し,13時30分よりオープニングセレモニーを開始しました。
 まず,国際ガラス年日本実行委員会の田部勢津久委員長より国際ガラス年採択までの経緯について説明がありました。その後、日本セラミックス協会の黒田一幸会長からご挨拶,国際ガラス年北米実行委員会委員長(国際ガラス委員会(ICG)前々会長)のManoj Choudhary博士および,ICG元会長の京都大学 曽我直弘名誉教授よりご祝辞をいただきました。
 講演会では,国際ガラス年が掲げる目的である,ガラスの歴史と未来を祝福すること,ガラスの科学,芸術,文化の発展を目指すこと,SDGsを含む様々な課題・若手育成・国際協調に取り組むこと,などに焦点に当てることを念頭に,7名の方にご講演いただきました。
 「ガラスの基礎科学」について東京大学・井上博之教授,「現代生活を支える身の回りのガラス」についてAGC株式会社・小池章夫様,「建築材料としてのガラス」について九州大学・井上朝雄准教授,「日本の現代ガラス:ガラスの造形分野におけるこれまでの歴史」について富山市ガラス美術館・畠山耕造様,「ガラスびんSDGsの取組みについて」日本山村硝子株式会社・辻良太様、「パラオ共和国 ベラウ・エコ・グラスセンターにおける資源循環型社会への取り組みと観光産業の推進」について,三田市ガラス工芸館・元廣幸雄様、そして,「ICGサマースクール(オンライン)参加報告」について,東京工業大学大学院学生・富田夏奈様にそれぞれご講演いただきました。
 講演会のあと,国際ガラス年の国連での採択を先導し,この国際ガラス年全体の実行委員長であるAlicia Duran教授にスペインからのご挨拶をいただきました。最後に、日本セラミックス協会ガラス部会長の矢野哲司教授より閉会の挨拶を行い,予定より少し遅れた17時45分頃終了しました。
 オンライン開催ということで,皆様との連携を深めることにはどうしても限界がある部分もありましたが,一方で,日本各地から多くの皆様にご参加いただくことができました。また,Choudharyさんはアメリカから、Alicia Duranさんはスペインからそれぞれオンタイムでご挨拶頂けるなど,オンライン時代だからこそ実現できた面もありました。
 今回のオープニングセレモニー・講演会をはじめ,今後の国際ガラス年2022の活動を通して,ガラスに関わる様々な分野の皆様の間で新たなネットワークが構築され,国際ガラス年2022が実り多い活動となることを心から祈念しています。
 最後に,多くの皆様にご参加いただき,また,皆様のご協力により大きなトラブルなく開催できましたことに改めて深く感謝申し上げます。
 一方,限られた人数で準備・運営をおこなったために,連絡・運営面などで一部不手際がありました。ご迷惑をお掛けしました皆様には,この場をお借りして改めてお詫び申し上げます。

オープニングセレモニー担当・北海道大学・忠永清治

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