国際ガラス年を終えて
激動の2022年が終わりを迎え,国際ガラス年IYOGの諸行事が一段落つきました。思い起こすと国内では,2019年頃からの国連総会採択を目指した様々な準備活動に始まり,当初,産官学ガラス関係者からなる日本セラミックス協会ガラス部会メンバーを中心とした日本実行委員会の発足(2020年)が起点でした。目標とする工芸分野との連携や博物館,美術館も含めた,多数の様々なイベントが,国際ガラス年の取り組みの成功を裏付けていると信じています。
このホームページや多数のリンク先のコンテンツをご覧頂ければ明らかな様に,ガラスに関わる全ての方が協力して,準備期間を含めるとおよそ2年に渡り,多くのイベントを開催しました。締めくくりの12月には国内外の関係要人をお招きし,IYOG国際閉会式を日本実行委員会の主催により,東京で開催することができました。
2022年は終わりましたが,タイミング良く採択・3月に出版された力作,科学技術週間学習資料「一家に1枚:ガラス」は引き続きダウンロード可能です。関係イベントのいくつかに参加して,なかには初めて「ガラス時代の到来」を実感頂けた市民,若者もいたでしょうか。
2028年9月には国際ガラス学会大会がまた日本で開催される予定です。
この貴重な機会IYOGに育まれた芽が,近い将来どんな形で花開くことか,楽しみながら見守りたいと思います。
最後に,諸活動の支えとなるスポンサーとしてご支援頂きましたガラス産業連合会,関係企業の皆様,後援頂きました文部科学省,経済産業省,外務省の関係省庁,協賛行事を支えて下さいました関係学協会,日本学術会議の皆様,そして長期にわたり本務の傍ら実に忙しく尽力を捧げて下さった実行委員会の皆様に委員長として篤く感謝申し上げます。
国際ガラス年日本実行委員会委員長
田部 勢津久
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