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沼津高専公開講座 「ガラスの化学-国際ガラス年2022」

2022年8月27日(土)に沼津高専の公開講座として「ガラスの化学-国際ガラス年2022」を開催しました。公開講座の対象を小学生高学年から中学生として募集したところ8名の児童・生徒さんの参加と6名の保護者の引率がありました。

参加した児童・生徒さんには印刷した「一家に一枚ガラス」のポスターを配布し学習資料「一家に一枚ガラス」へのトビラの動画を視聴してもらいました。その後ガラスの起源や作り方,結晶との違いについて解説し,コンピュータシミュレーションで融体がガラスになる過程を見てもらいました。

午後からはリン酸カルシウムを用いた色ガラスの作成行いました。様々な遷移金属酸化物や希土類金属酸化物から一つを着色剤として参加者にそれぞれ選んでもらい,リン酸カルシウムと混合させ1100℃で溶融しました。電気炉内のるつぼからの融液の流し出しは,実験補助を行ってくれた本校の学生にお願いしましたが,中学生の一名が流し出しを希望したので体験してもらいました。本校の学生のアドバイスのもと電気炉から上手に流し出しガラス玉を作成できました。

各自が作成したガラスは手土産として持ち帰ってもらいました。
講座を通じてガラスを知ってもらうことやガラス作りの楽しさを体験してもらったようです。

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